【共通テスト】漢文を得点源に!短期間で満点を狙える学習法!
共通テストの漢文は、漢文独自の漢字数十個と、文法10個程度を暗記するだけで簡単に得点できる易しい科目であることをご存知でしょうか。
共通テスト国語は、現代文100点、古文50点、漢文50点で構成されています。
現代文は、得点が安定しづらく、受験する上で計算が立ちづらい科目です。これに対し古文、漢文は暗記すべきところをきちんと暗記することで比較的安定して得点する事ができます。
中でも漢文は暗記する内容が少なく、1週間程度の短期間での対策で大幅な得点アップを実現する事が可能です。
現在、思うように漢文での得点が伸びず、困っている方はいませんか。
直近の模試で漢文の得点が30点未満の受験生はこの記事を読み、学習を進めることで、短期間で40点オーバーの得点力を身につける事が可能です。
当記事では、漢文をどのように学習すればよいのかについて紹介します。
共通テスト漢文は得点源になりやすい理由
共通テスト漢文が得点源になりやすい理由は、以下の2点です。
- 問1,問2が単純な暗記だけで得点できる
- 漢字から意味を推測でき、間違った理解をしづらい
問1・問2が単純な暗記だけで得点できる
引用:『共通テスト-令和4年度 本試験の問題』
問1では基本的な漢文特有漢字の意味を問う問題が出題されます。文章を読まずとも、単純な暗記で得点できることから、確実に満点をとっておきたい問題です。
引用:『共通テスト-令和4年度 本試験の問題』
問2は漢文文法の単純暗記で得点する事ができます。
漢文の文法は種類が少なく、英語と比較した場合10分の1程度です。
少し気合を入れて学習するだけで、簡単に暗記できるレベルの量しかないことから、問2は確実に得点しましょう。
漢文の試験の配点は以下のようになっています。
問1 | 漢字の意味 | 12点 |
問2 | 文法問題 | 7点 |
問3 | 読解問題 | 7点 |
問4 | 読解問題 | 5点 |
問5 | 漢文の読み方 | 5点 |
問6 | 読解問題 | 6点 |
問7 | 読解問題 | 8点 |
注目してほしいポイントは、問1と問2で満点を取るだけで、19点も得点できることです。
単純暗記だけで4割弱得点でき、これを確実に回収することで安定して高得点を取る事ができます。
漢字から意味を推測でき、間違った理解をしづらい
漢文は漢字から構成されていることから、内容を誤って理解してしまうリスクが非常に少ないです。
引用:『共通テスト-令和4年度 本試験の問題』
漢文を学習した経験のない方でも、なんとなく内容を理解できる部分も多いのではないでしょうか。
「而」など漢文特有な感じもありますが、数は限られており、すぐに暗記する事ができます。
内容理解で大きく失敗しないことは安定した得点につながります。
漢文の学習方法
漢文は先述した通り、単純な暗記で高得点を目指せる科目です。
それでは何を暗記すればよいのでしょうか。
漢文では、矩形と単語の暗記のみを徹底的に実施することで全ての問題に対する対応力を格段に高める事ができます。
覚える単語は100個程度と古文の300単語と比較し格段に少な位です。
矩形に関してはさらに少なく、ざっとまとめると以下の通りです。
- 使役
- 受身
- 比較
- 反語
- 詠嘆
- 疑問
- 限定
- 累加
- 部分否定
- 仮定
- 二重否定
- 抑揚
1つの文法で暗記する必要のある内容も少なく、送り仮名と登場する漢字を暗記するだけでほとんどの文法を完璧にする事ができます。
単語と句形の暗記が完了した後は、速読の練習を繰り返しましょう。
漢文を短時間で解くことで古文や現代文の解答時間に余裕を与えることから、相乗効果で国語全体の得点も安定します。
おすすめの参考書
共通テスト漢文は『漢文早覚え速答法』1冊で完璧にする事ができます。
2次試験で漢文を使用する場合は、他の参考書も検討する必要がありますが、まだ共通テスト漢文で安定して得点できていない方は、まずこの参考書から学習をスタートしてみてはいかがでしょうか。
必要最低限の情報のみ掲載されているため、余分な知識を蓄える事なく対策することが可能です。
読みやすい内容になっているため、ストレスなく読む事ができ、勉強が苦手な生徒でも安心して使用する事ができます。
まとめ
当記事では共通テスト漢文の対策方法について解説しました。
共通テストの中では、比較的難易度が易しく対策に時間のかからない漢文は共通テストで高得点を叩き出したい科目の1つです。短期集中で対策を行い、次回の模試までに得点アップを目指してみてはいかがでしょうか。
また、漢文を自身で対策することは難しいと感じた方は、塾に頼ることも手段の1つです。
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