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【共通テスト英語】大問1の解き方を紹介!失点せず8分で解き切る!

【共通テスト英語】大問1の解き方を紹介!失点せず8分で解き切る!

共通テスト英語リーディングの配点は以下の通りです。

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参考:『過去3年分の試験問題-大学入学共通テスト

センター試験から共通テストへの移行に伴い、リーディング試験の配点は100点に減少しました。
リーディングへの配点は減少したものの試験時間に変化はなく、加えて問題が難化したため、80分以内で解き切るためには素早く解くためのテクニックを身につける必要があります。

上の表からも分かる通り、共通テスト英語は、大問1、2への配点が少なく、合わせて30点しかありません。
配点の多い大問3以降に時間を残すためにも、大問1は8分以内に解き終えることを意識しましょう。

また、大問2の解法については以下の記事で紹介しています。ぜひ参考にしてください。

【共通テスト英語】大問2はどう解く?段落冒頭でトピックを把握せよ!

それでは8分以内でミスなく解くためにはどうすれば良いのでしょうか。
大問1にはノーミスで素早く解くための解答手順があります。共通テスト英語を頑張りたい方は、この記事でまず大問1の解法を理解しましょう。

共通テスト大問1の問題構成

共通テスト大問1は、AとBの2種類の問題によって構成されています。

Aは合計2問、Bは合計3問で構成されており、すべて2点問題です。

A、B共に文章量が多いわけではありませんが、内容をすべて理解するほどゆっくり読む時間はありません。それぞれの問題であらかじめチェックすべきポイントを把握しておくことで、タイムロスなく問題を解き切ることが可能です。

【大問1】Aの解法

引用:『令和3年度共通テスト(1月16日・17日)の問題|英語リーディング

上の画像は2021年度共通テスト大問1、Aで実際に出題された問題です。

Z会がZ会員の解答状況を元に算出したデータによると、解答率は問1が99.0%、問2が94.5%と非常に高く、間違えてしまうと他の学生に大きく遅れをとってしまいます。

参考:『共通テスト【英語】の設問別正答率(2021年度)

Aを解く際の順序

Aについてはまず問を確認し、拾うべき情報の把握からスタートしましょう。
その後、拾うべき単語や語法に目星をつけた上で、文章を読み進め、選択肢を見ながら解答します。

例えば、問で固有名詞が登場した場合であれば、固有名詞をマークしながら文章を読み進めます。
問が頼みごとや提案など特別なシチュエーションであれば、頼みごとや提案の語法をあらかじめイメージしながら解くことも効果的です。

「Could you~?」や「Why don’t you~?」などの表現のイメージを可能な限り広げ、読み進めることで素早く解答となる部分を文章から発見することができます。

まとめると、Aを解く際の順序は以下のようになります。

  1. 問を確認する
  2. 文章を読み進める(導入文も同時に確認)
  3. 選択肢と照らし合わせながら解答する

Aを解く際の注意点

Aを解く際には文章を理解することに意識を向けすぎないことに注意する必要があります。

Aは、問をヒントに該当部分を探す宝探しのような問題であるため、現在Aに時間がかかってしまうことで困っている方は、読むというよりは、単語の羅列を眺めるくらいの意識で取り組むことで該当部分の発見にかかる時間を節約でき、短時間で解答できる可能性があります。

また、Bと比較し、問題数が少ないことから、大問1で使用可能な8分のうち2~3分程度で解答する必要があります。

【大問1】Bの解法

引用:『令和3年度共通テスト(1月16日・17日)の問題|英語リーディング

上の画像は2021年度共通テスト大問1、Bで実際に出題された問題です。

Z会がZ会員の解答状況を元に算出したデータによると、A同様にBも解答率は問1が97.0%、問2が95.7%、問3が95.7%と非常に高く、間違えてしまうと他の学生に大きく遅れをとってしまいます。

参考:『共通テスト【英語】の設問別正答率(2021年度)

Bを解く際の順序

基本的にはAと同じ流れで解き進めることが効率的です。

  1. 問を確認する
  2. 文章を読み進める(導入文を確認しない)
  3. 選択肢と照らし合わせながら解答する

1点異なる点は、Bの場合、導入文を無視することです。
Aに比べ文章量が多く、また図表がグラフなどから獲得できる情報も多いことから、導入文から情報を得ずとも必要十分な情報を収集できます。

Bを解く際の注意点

基本的な注意点はAと同様ですが、BはAと異なり、グラフや図など文以外から獲得できる情報が多いといった特徴があります。

グラフや図などの扱い方をあらかじめ設定しておくことで落ち着いて問題を解くことが可能です。

あくまで解法の1つですが、図や表をあらかじめ確認し、特徴を把握した上で文章の読解をスタートすることも手段の1つです。
長文で扱われるグラフや表は特徴があることが多く、特徴をチェックした上で文章を読むことで内容把握にかかる時間を節約できます。

問1が8分で終わらなかった場合の対処法

問1はA、B合わせて10点しかないため、失敗したからといって、大問2以降で挽回することが可能です。
問1に時間をかけすぎてしまい、配点の多い問2以降の問題を解ききれないことの方がダメージが大きいため、8分経って終了していない場合は諦めて大問2以降の解答をスタートしましょう。

もしこの記事を読んでいる方が、9割以上の高得点を目指している場合、大問1で躓いてしまうことは大ダメージかもしれませんが、6,7割を目指している受験生であれば、大問1でのミスはかすり傷程度です。割り切って解き進めることが得策です。

まとめ

大問1は配点こそ低いものの、受験生の正解率が高く、間違えた場合他の受験生と差が開いてしまうことから、短期間で高い正解率を実現する必要がある問題です。

解く際の手順やグラフの扱い方など解き方をインプットし、少しでも早くミスなく解くことを徹底しましょう。

また、自身で共通テスト英語を対策することが難しいと感じている方は塾に頼ることも手段の1つです。

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